投稿期間 : 2021年2月4日 ~ 2021年8月31日 応募要項はコチラ
アナログからスマートフォンゲームまで、
幅広くゲームの投稿を受け付けるゲームコンテスト『ニコニコ自作ゲームフェス2021』。
多種多様な賞があり、初心者クリエイターからベテランクリエイターまで
694件のご投稿をいただきました。たくさんのご応募を、ありがとうございました。
厳正なる審査の結果、次の作品が受賞に輝きました。
おめでとうございます!
アツマールで公開されている他作者のゲームとコラボして、そちらのファンも嬉しい、本作のユーザーも特別な衣装が増えて嬉しい、 と定期的なイベントが開催されています。コラボというのは実装するとなると大変な労力がいる作業であり、交渉や、何を導入するかなど、 その労力を考えると想像するだけで腰が引けてしまいますが、それを活発的に運用しているのには感心と驚きです。 着せ替えるだけでなく、他プレイヤーとのシェア、売買など、楽しい要素が多岐にわたり、また染め直しという要素で新しい衣装が増えるほどに 着せ替えられる組み合わせが無限大に増えていきます。定期的な更新と企画運用でユーザーを増やし、ゲームとして、 アツマールでできる枠組みを大きく広げてくれた作品として、大賞に選出いたしました。
本作で作ったアバターが、他の作品に反映されて使えるという、どうやっているの?と思えるような、 アツマールのAPIを駆使した技術が組み込まれております。 また作品を行き来することでもプレイヤーに特別なことが起こり、複数の作品を遊ぶ機会が自然と増えます。他者にいいねを贈ることでも、同じゲームを遊んでいる存在を感じることができ、 交流というAPIの本質をうまく形にしてくださっています。本作はすでにアツマールの幹となっており、ここから伸びでた枝がたくさんの葉と実りを生み出しています。 見た目はスマートでシンプルです。でもそこで扱われている技術は非常に深いものであり、さらなる飛躍を見せてくれると確信しています。 定期更新/運用ゲーム部門と合わせて2つ目の受賞となります。そこを考慮したうえで、それでもAPIゲーム部門は本作が群を抜いている、 と満場一致で大賞に選出いたしました。
意表を突かれるタイトルです。しかし遊んでみるととても真面目で、硬派な作品であることが分かります。 生物カードにはひとつひとつ特徴的な能力があり、どう編成するか、ステージによって選び考える楽しさがあります。 また疑似3Dの戦闘フィールドが効果的で、生物たちが動き戦う様子を眺めているだけでも楽しくなります。 定期的な大会を開くのにも意欲的で、続けて遊びたくなる要素が巧みに散りばめられています。 UIの部分が雑多でまとまりのない感じを受け、そこが残念ではありました。複雑なシステムを取り入れながらシンプルに遊べるのがよさでもありますので、 UIを統一して、誰でも戸惑うことのない分かりやすさを意識してもらえると、よりいい作品になりそうです。
きわどいテーマ設定をうまくゲームとして表現していることが評価されました。 プレイヤーの心情を揺さぶるのがとてもうまく、これぞ自作ゲームだという作品の凄みを感じます。 シンプルな内容に見えて、実は技術的にも非常に達者で、スムーズにその癖の強い世界へと導入してくれます。 コンセプトとゲーム性がうまくかみ合っているからであり、作品世界に没入することができるのです。 ただ運営の間で評価が分かれ、賛否両論がありました。否の意見のひとつとして、おもねらなくてもいいのでもっと「好き」に突っ切ってほしいというものがありました。 それでも非常に完成度の高い作品であるのは確かで、 優秀賞として選出させていただきました。
本当にオープンワールドのように、行けるところが多く、またそこで出来ることが多く、終始湧き出るわくわく感が止まりませんでした。 出来ることが多いとは、それゆえ最初から複雑な説明になりがちで、プレイヤーを置き去りにする心配もあります。 この作品は誘導がよくできており、スムーズに安心して遊ぶことができ、細部まで作りこまれているのが分かります。 ユーザーの気持ちを考えてくれている点と作り込みの凄さで高く評価されました。ただツクールのデフォルト素材ではありますが、見た目で大きな損をしており、 「よくあるRPG」と思われてしまってはもったいなく思います。いかに初めての人の手に取らせるかも技術のひとつですので、そこも意識してくださると嬉しく思います。
細部まで丁寧に描かれたグラフィックと、巧みなアニメーションにより、厚みのある世界が表現されています。 この教会でいったい何が起こるのか?と怖さと胸の高鳴りが合わさりながら、遊ぶことができました。 「集中」システムが緩急をつけており、世界観を崩さずにゲームとして落とし込んでいるのがうまいです。 セリフ回しやキャラクターなど、他を圧倒するクオリティの高さが評価されました。 ただ、最初の事件が起きるまでが長く感じました。事件が起きた後は息をのんでいっきにプレイできたので、 冒頭で強烈に印象付けるような出来事を起こすなど、開始後すぐにおっと思わせてくれるとプレイヤーの興味を惹きつけて離さなくなると思います。
〈 賞品 ニコニコ自作ゲームフェス2021公式サイト参照 〉
まずタイトル名とタイトル画面のセンスの良さに惹かれました。
実際に遊んでみると、段階的に成長し、できることが増えていく楽しさ。
そしてゲームを支える世界観、キャラクター、音楽の魅力。
選考基準である製作者の「面白い」「好き」「楽しい」が伝わってくるとともに、
1本のゲームとして、とてもセンス良く、バランス良く仕上がっており、
迷うことなく選ばせていただきました。
日本一ソフトウェアでは毎年社内ゲームフェス(日本一企画祭)を開催し、
必ず1本以上のゲームを商品化しています。
「我こそは!」という方は、ぜひ日本一ソフトウェアに入社し、参加してください。
お待ちしております(^^)
代表取締役社長 新川宗平
名前・デザインなどエッジの効いた作品だと思い選出させていただきました。
自身が墨の塊になって絵の中を旅するという観点がとても斬新です。
また、変身や固形墨など、ゲームとして戦略的に使える要素が多いことにも驚きました。
ミスすると墨のシミができて評価額が下がってしまいますが、そのシミに隠れられるという点も初心者にはありがたい要素で、
名前や見た目のインパクトとは異なりゲーム自体がしっかり作られていて多くの人が楽しめるゲームだなと思いました。
最後に自分の辿ってきた道が一枚絵となって評価額が見られるのがとても面白く、高評価を出すために無限に遊んでしまいそうな作品でした!
作品のクオリティが非常に高く、今回のUnityスタークリエイター賞に選定しました。
特に、奇妙な頭の形を持つ住人が暮らす世界に迷い込んだ主人公の少女が、自らも変装ギミックなどを駆使して住人と似たような姿になって
距離感を縮めて謎を解いていくゲームデザインは、謎解きに対してプレイヤーが理解と納得をしやすくなっていて、よくできていると思いました。
クリックだけで操作可能なので誰でもすぐ遊べますし、謎解きに詰まったら公式サイトのヒントをチラ見することもでき、
このほどよいバランスによってプレイヤーは本作のストーリーに没頭してプレイすることができます。
とにかく遊んでいて非常に楽しかった。ぜひ多くの人にこの作品に触れて欲しいと思いました。
ユニティちゃんが登場する作品で、まさかコンストラクションゲームが登場するとは思っていませんでした。
コンストラクションゲームとしての機能はキチンとできており、プレイヤーは思い思いのステージを作ることができます。
また、作成したあるいは作成中のステージは(アツマールの機能を使って)保存できることはもちろん、
自作したステージは他人と共有できる機能も用意されている配慮も素晴らしいです。
共有機能の中には「みんなの広場」という不特定多数にも自分のステージを共有できる機能もあり、
ここから沢山のユニティちゃんゲームが生まれ、拡散されていく可能性を考えるとワクワクします。
そんな願いも込めて、ユニティちゃん賞を授与したいと思います。
タイトル画面から異彩を放つデザインが魅力的で、世界観の魅力を十二分に伝える技術がとても素晴らしかったです。
ゲームシステムと世界観の結びつきが非常に魅力的でした。
少しずつ出来ることが増えていくことで感じる「自分で進めている感」があり、
世界が広がっていくワクワク感と、探索回数によってチュートリアルや物語を差し込む作りが、
プレイヤーを飽きさせずにシステムを理解させることに繋がっていて、その工夫が素晴らしいと感じました。
自機を強化できる機能も豊富で、何度も探索に出かける楽しみが継続されている点も好印象でした。
強化内容によってゴリ押しできる点も、始めの出来ることが少ない状態からのギャップがあり、
パワフルかつキャラクターらしい性能で良かったです。
弊社は画像とアニメーションのツール製作会社でありますので、特にビジュアル面に注目しました。
柔らかいキャラクタデザインと題材がパステルカラーの色調とよくマッチしており、
絵を書く難易度が少し高くなるクォータービューのドットアニメーションもしっかり描かれていることにとても好感が持てました。
ゲーム導入部が少し分かりづらかった印象がありましたのでチュートリアルなど工夫できるとより親切で完成度の高い作品になるかと思いました。
Webページ、Twitter、ゲームアツマールといったWebサービスをまたにかけて物語が進行する新感覚ホラー。
Web連動という特殊なギミックに振り回されることなく、プレイヤー目線を見失わずに制作されている点が特に素晴らしかったです。
ともすれば容易にプレイヤーを迷子にさせる仕組みでありながら、ノベルゲームパートを中心に配置することで、的確かつ絶妙な配分でプレイヤーにサスペンスを提供してくれます。
ストーリーそのものも、ギミックを活かしつつ、短いながら見事にまとめています。
総じて、発想・企画・シナリオ・技術が高いレベルが融合された作品でした。
RPGツクールの機能を無理なく使い、それでいてオリジナリティあふれる、そしてゲームとしておもしろい。
ツクール賞が求めるすべてを体現したような、大変すばらしい作品です。
自作のキャラクターやマップ、独自に組まれたバトルシステム、クリエイターのこだわりが細部にまで行き届いており、
ゴールはあるけれども正解はなく、繰り返し遊んでもらうことを目指したコンセプトとあいまって、独自の世界観を生み出すことに成功しています。
プレイヤーの行動により物語が生まれ、毎回違ったプレイ体験ができる自由度の高さもいいですね。
ツクールを楽しんでいただき、ここまでの作品を作り上げてくださったことに感謝いたします。
『きまぐれ強制スクボール』は強制スクロールする画面からボールが出ないように操作するアクションミニゲームです。
ただ画面から出ないよう操作するだけではなく、画面の中央にボール位置を維持するほどスコアがもらえます。
マールタス賞はビデオゲーム操作を学習するAI「マールタス」が遊ぶゲームを募集する賞です。
そのためマールタスにとっての学びやすさも選定にあたり加味しました。
操作はシンプルかつ短い時間で終わり、スコア獲得ルールもシンプルでありマールタスの学習に向いているゲームでした。
強制スクロールというと一方向のステージ移動のゲームが多いですが、
このゲームでは様々な方向にスクロールしかつスピードも変化するという変則的なルールになっています。
この工夫によってシンプルなルールにも関わらず単に進むだけではない面白さがあり、
ゲームAIマールタスだけではなく人間も楽しめるゲームになっていることから選定に至りました。
初見殺しのアクションです。見た目にも楽しく、実況で盛り上がるの間違いなし。
遊びやすいので死んでも腹が立ちにくく、何度でも挑戦したくなります。
万人に受けるデザイン性、遊びやすさなど、総合的なクオリティの高い作品です。
ゲームをプレイしたSmileSエージェントコメントをお届けします。
・短い時間でプレイ出来るゲームでありながら、深く考えさせられるノベルゲームに、すごいという言葉しか出なかったです。
・やっていくにつれストーリーに飲み込まれていく、素敵!
・このゲームは、何かに夢中になった、または長く愛してきた物や生き物にも代用できるようなシナリオであったと思いました。あるロボットを通じて、何か夢中になったあの時の自分を重ねながらプレイを進めてみてほしい。
・5分程度でプレイできるので、何度かプレイして、色んな自分自身の過去の出来事等重ねながらプレイをしてみてほしい。
ゲームをプレイしたSmileSエージェントコメントをお届けします。
・金持ち気分味わえて最高やでえ…
・リレー生放送で知り実際にやってみたら超面白かった!
・すごくバカバカしいけど、やってみると超ハマりました!
・魔法陣最高!
※「ニコ生ゲーム賞(グレートパーティー賞)」、「えんため大賞×ゲームアツマール自作ゲームコンテスト出張版特別賞」は【該当作なし】となります。
どうしましょう、こういうの初めてでどんなコメントしたらいいかわかりません。 このゲームは「自分で計画を立てて、自分の足で冒険する楽しみ」みたいなのを重視しました。システム重視なのでストーリーも後付だし、雑魚モンスターの名前で遊び過ぎだし、ラスボスのキャラ設定に至っては完成間際に即興で設定した体たらくですが、遊んでいただけると幸いです。 余談ですが主人公のチビスケの本名は「リトラ」といいます。残念ながらアニキには本名の設定はありません。
自作ゲームフェス2では『ダイスキングチェス』を、4では『リバーシブル6目並べ』を、5では『ワードチェス』を、そして今回は『言葉将棋』を入賞させて頂きました。『ベストワードクラブ』『かぐや姫を笑わせて』『ポーズコード!』などの製品を作れましたが、自作ゲームフェスが自信をくれたお陰です。いわば、僕というゲームデザイナーは自作ゲームフェスに育ててもらったようなものです。誠にありがとうございます!
私のゲームに賞をいただきありがとうございます。大変光栄です。主人公の「ヒョウガ」は本当に浜松に実在するご当地キャラクターで、大道芸をするドラゴンです。コロナ禍で出演機会が激減してしまいましたが、ゲームという今までと違う形で楽しさを皆様にお届けできたのではないかと思っています。 因みに授賞式の日程は久々の出番で人前に立っている筈です。街角でジャグリングをする黄色いドラゴンを見かけたら応援してください。
審査コメント
タクシー怪談という誰もが知っているネタを使いながら、オリジナルの世界観を提示してくれました。 まずそのコンセプトの高さが評価され、そしてその世界観周りを、長い言葉を使わずにビジュアルと演出で 語り、冒頭からいっきにその世界を魅了させる技術力が賞賛されました。 始終テンポよく遊べ、会話のやり取りもうまく、ストーリーにすんなりと没頭することができ、 またお話を途切れさせることなく、設定に合わせたゲーム性をうまく取り入れられているのにも感嘆します。 ゲーム全体が丁寧に作られ、ホテルでフルコース料理を頂いているような特別な気分になりました。 審査員の多くから高く評価され、大賞に選出いたしました。
作者コメント
この度は数ある名作揃いの中から賞を頂き誠にありがとうございます。多くの人に楽しんでいただけたら嬉しいです!