ぱっつん伊織研究所(仮)
足IKと足首が暴れる場合の話(足IKと下半身・足・足首)
2015-08-05 22:05:56
足IKを動かしてると足首がぐるぐる暴れて嫌になることが多いです
センター位置か下半身か足を回転するして調整するのがセオリーなのですが
そもそもなんで足首がぐるぐる暴れるんだろうという簡単な検証です
ついでに「足首の回転は極力しない方がいい」というのは正しいのかなあというのも・・・
まず下半身と上半身をY軸に90度回転してみます
(下半身だけだと上半身との間が捩じ切れます・・・)

足首がぐるんとなって地面から浮きます
左足IKをY軸に90度回転します

左足が90度横を向いてべったりと地面につきます
下半身と足IKが同じ方向を向いていると接地するわけです
次に右足を-90度回転してみます

下半身と90度ずれた足首の向きはそのままに足がべったりと地面に接地します
下半身と足の向きが違う場合は足で調整すればいいことがわかります
次に右足首をー90度回転してみます

やっぱり下半身と90度ずれていますが足がべったり地面に付きます
あれ、調整は足でも足首でも同じ??
足首を拡大して見ると・・・

足首に負担がかかって捻じれていることがわかります
靴でわかりにくいですが裸足ならシワが気になるかも?
足を回転なら足首に負担がかからないから大丈夫かというと・・・

足の付け根に負担がかかっているんですね。
このモデルは内股に負担が大きくさっきの角度ではわかりませんでした
右足-45度、右足首-45度に割り振ってみます

足の向きはそのままにそれぞれの負担が軽くなったことがわかります
負担を軽減するために足首を使うのは間違いではないわけ
ちなみにモデルがスカートの場合、
足の付け根の捻じれはスカートに隠れているので目立ちにくいです
足首と太もものどちらが捩じ切れやすいかはモデルによります
あと足IKが90度も横を向くことは少ないです
上のような場合は下半身は中間の45度くらいの回転が自然ですね
ちなみに下半身のY軸の向きはセンターなどの親ボーンの回転も加算されます
わかりやすくすると・・・
たぶんこうなってます。
これで接地が改善しない場合は足IKがターゲットの足首から離れてると思います。
その場合はセンターを移動したり下半身を回転して下半身の座標を足IKに近づけます。
私はあまり足首は回転させないのですが・・・
回転しているボーンが多いと向きを合わせるのも面倒になってくるので
足か足首のどちらかしか使わないというのも管理上間違ってないと思います
あと準標準ボーンの腰ボーンは
下半身を回転しながら足の回転をキャンセルする仕様が入っています
Y軸にひねっても接地がずれませんし、下半身~足に同じ構造を入れてもいいです。
だいたいこれで終わりなのですが
ついでに正面を向いたまま足首を90度横に向けるポーズを作ってみます
まず足IKを90度回転します

やっぱり足がぐるんとなって地面に埋もれてます
足と足首をそれぞれ45度ずつ回転します

これで足が捩じ切れることなくバレエのポーズができますね!
ちなみに足IKが足首から外れてる場合はY軸だけでの調整では無理です
トレースで足が接地しない時はまず足IKが外れてないかをまず確認
ボーン位置のY座標と回転をすべて0にしてから、
下半身、足、足IKのそれかをY軸に回すとどこかで接地すると思います、たぶん・・・
つま先IKを動かしてる場合の話はとりあえずパス。
ただし足IKの回転ってつま先IKを回転移動してるんで実は同じような・・・?
回転を数値で把握するのは難しくなると思います
なんとなく自分でも気になってたんで息抜きに検証してみました
何かの参考になればと思います~
センター位置か下半身か足を回転するして調整するのがセオリーなのですが
そもそもなんで足首がぐるぐる暴れるんだろうという簡単な検証です
ついでに「足首の回転は極力しない方がいい」というのは正しいのかなあというのも・・・
まず下半身と上半身をY軸に90度回転してみます
(下半身だけだと上半身との間が捩じ切れます・・・)

足首がぐるんとなって地面から浮きます
左足IKをY軸に90度回転します

左足が90度横を向いてべったりと地面につきます
下半身と足IKが同じ方向を向いていると接地するわけです
次に右足を-90度回転してみます

下半身と90度ずれた足首の向きはそのままに足がべったりと地面に接地します
下半身と足の向きが違う場合は足で調整すればいいことがわかります
次に右足首をー90度回転してみます

やっぱり下半身と90度ずれていますが足がべったり地面に付きます
あれ、調整は足でも足首でも同じ??
足首を拡大して見ると・・・

足首に負担がかかって捻じれていることがわかります
靴でわかりにくいですが裸足ならシワが気になるかも?
足を回転なら足首に負担がかからないから大丈夫かというと・・・

足の付け根に負担がかかっているんですね。
このモデルは内股に負担が大きくさっきの角度ではわかりませんでした
右足-45度、右足首-45度に割り振ってみます

足の向きはそのままにそれぞれの負担が軽くなったことがわかります
負担を軽減するために足首を使うのは間違いではないわけ
ちなみにモデルがスカートの場合、
足の付け根の捻じれはスカートに隠れているので目立ちにくいです
足首と太もものどちらが捩じ切れやすいかはモデルによります
あと足IKが90度も横を向くことは少ないです
上のような場合は下半身は中間の45度くらいの回転が自然ですね
ちなみに下半身のY軸の向きはセンターなどの親ボーンの回転も加算されます
わかりやすくすると・・・
Y軸の数値で、足IK-(センター+下半身)=足+足首
センターを回転しない場合はY軸の数値で、足IK-下半身=足+足首
たぶんこうなってます。
これで接地が改善しない場合は足IKがターゲットの足首から離れてると思います。
その場合はセンターを移動したり下半身を回転して下半身の座標を足IKに近づけます。
私はあまり足首は回転させないのですが・・・
回転しているボーンが多いと向きを合わせるのも面倒になってくるので
足か足首のどちらかしか使わないというのも管理上間違ってないと思います
あと準標準ボーンの腰ボーンは
下半身を回転しながら足の回転をキャンセルする仕様が入っています
Y軸にひねっても接地がずれませんし、下半身~足に同じ構造を入れてもいいです。
だいたいこれで終わりなのですが
ついでに正面を向いたまま足首を90度横に向けるポーズを作ってみます
まず足IKを90度回転します

やっぱり足がぐるんとなって地面に埋もれてます
足と足首をそれぞれ45度ずつ回転します

これで足が捩じ切れることなくバレエのポーズができますね!
ちなみに足IKが足首から外れてる場合はY軸だけでの調整では無理です
トレースで足が接地しない時はまず足IKが外れてないかをまず確認
ボーン位置のY座標と回転をすべて0にしてから、
下半身、足、足IKのそれかをY軸に回すとどこかで接地すると思います、たぶん・・・
つま先IKを動かしてる場合の話はとりあえずパス。
ただし足IKの回転ってつま先IKを回転移動してるんで実は同じような・・・?
回転を数値で把握するのは難しくなると思います
なんとなく自分でも気になってたんで息抜きに検証してみました
何かの参考になればと思います~