さつきのブロマガ
【AviUtl】拡張パーティクル(R)の使い方~第1回 まとめ
2015-07-17 00:41:01目次
第1回 まとめ(本記事)
第2回 パーティクル本体
第3回 パス、前後表裏その他切替、方向と格子
第4回 出力
第5回 回転、集結点、拡大率と透過率
第6回 フィルター、フィルター(単色化専用)
第7回 個別微調整、時間、時間2
第8回 跳ね返り、跳ね返り2
第9回 テキスト、画像、動画
第10回 風
第11回 挙動、挙動2、挙動3、挙動4
第12回 空間場、軌跡、ファンネル、メッシュ
第13回 立体物、ガラス化、音
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はじめに
rikky氏の公開されているユーザースクリプト「拡張パーティクル(R)」の自分なりの解説です。基本機能のみ解説しています。真価を発揮するのは組み合わせ&使い方なので、その参考になれば、と。
正確な情報は、rikky氏の動画および同梱の説明テキストを参照してください。
ver3.5に更新しました(2015/7/17)。
最新ver
基本的な使い方

②やりたいことに応じて各種の拡張用スクリプトを追加する。パーティクル本体よりも上にセットします。
③拡張用スクリプトは複数組み合わせることができ、様々に応用することができます。
一覧
「どんなことができるか」の主な一覧です。
詳細な使い方は各論を参照してください。
本体
○パーティクル本体
拡張用スクリプト
○パス ○前後表裏その他切替 ○方向と格子 ○出力 ○回転 ○集結点 ○拡大率と透過率 ○フィルター ○フィルター(単色化専用) ○個別微調整 ○時間 ○時間2 ○跳ね返り ○跳ね返り2 ○テキスト | ○画像 ○動画 ○風 ○挙動 ○挙動2 ○挙動3 ○挙動4 ○空間場 ○ファンネル ○軌跡 ○メッシュ ○立体物 ○ガラス化(二次元) ○音 |
<メモ>
拡張用スクリプトは併用することが多いものもあります。
・「方向と格子」→Z軸方向に出力したいとき。
・「出力」→一定の範囲から出力したいとき(移動出力、ライン上出力)。基本。
・「個別微調整」→各種設定値をランダムにしたいとき。汎用性高い。
・「挙動」→パーティクルの出力点をランダムに、その他挙動を指定。応用性が高い。
・「パス」→外部ファイルを読み込むときに使用。
他は名前の通りで想像がつきやすいものと思います。。
◇本体
○パーティクル本体
パーティクルの本体で、必ず使用します。これだけで本家パーティクル出力±αの機能です。

◇拡張用スクリプト
拡張用スクリプトは、一つのスクリプトにつき複数の機能が詰め合わされている場合があります。○パス
他の画像ファイルや、外部関数ファイルなどを読み込む時に使用します。これ単体で使うというよりも、必要に応じて、他の拡張用スクリプトと一緒に使います。
○前後表裏その他切替
①パーティクルの前後表示を入れ替える
②表裏のあるパーティクル
カードの表裏表現などにも。

③逆再生
パーティクルを逆再生します。
③進行方向を向く
パーティクルが進行方向を向くようになります。

○方向と格子
①Z軸方向にもパーティクル出力カメラ制御などの3D空間にも対応。Z軸方向に出力したい場合は、まずコレ。

②格子パーティクル

③二方向パーティクル
もう一方向へのパーティクルを追加します。

○出力
①移動出力。パーティクル出力点が他オブジェクトに追随して移動します。

③ライン上出力。
ライン上の範囲からパーティクルを出力します。

④空間(箱)出力。
矩形or箱状の空間範囲からパーティクルを出力します。

⑤空間(球)出力。
球状の空間範囲からパーティクルを出力します。

⑥領域出力。
他オブジェクトの範囲からパーティクルを出力します。

⑦自作関数出力。
自作スクリプトで出力できます。
同梱の配布テキストファイルを読み込んでも可です。
○回転
個々のパーティクルを振り子のように反復回転します。
○集結点
集結点を設置し、その方向へパーティクルが向かうようにします。
○フィルター
任意のフィルター効果をパーティクルに適用し、様々に変化させます。
○フィルター(単色化専用)
単色化専用の専用の拡張スクリプトです。
○個別微調整
個々のパーティク毎の、速度など各種設定値をランダムにします。ランダム系の代表的な拡張用スクリプトの一つ。

○時間
個々のパーティク毎の、速度など各種設定値を時間変化(直線移動、反復移動)させます。
○跳ね返り
ボールが跳ね返るようにパーティクルを反射させます。
○テキスト
テキスト文字をパーティクル出力します。「@パス」と組み合わせてテキストファイル(.txt)から読み込むことも可。

○画像
複数の画像等をパーティクル出力します。「@パス」と組み合わせて使用。

○動画
①動画ファイルをパーティクルとして出力する場合には、動画の再生位置や再生速度などを調整します。②静止画の場合には、個々のパーティクルそのものを連番出力で動画化します。
「@パス」と組み合わせて使用。

○風
パーティクルが風に吹かれます。
○挙動
パーティクルの挙動を変更します。①パーティクルの発生点をランダムに移動させます(x,y,z方向)

②個々のパーティクルの移動をランダムにします。(挙動不審、挙動不審Ⅱ)

③個々のパーティクルを揺らします(ゆらぎ)

④自作関数で個々のパーティクルの動きを指定します(自作関数)
自作スクリプトで挙動を指定できます。
同梱の配布テキストファイルを読み込んでも可です。
○挙動2
①パーティクルを途中で拡散します。途中でランダム方向に進行方向を変えるイメージです。

②指定した時間で急停止するようにします。
○挙動3
パーティクルを円運動させます。
○挙動4
パーティクルを時間制御します。①パーティクルを一時停止します(活動時間)

○空間場
空間が歪んだように、パーティクルが不規則な移動をします。
○軌跡
パーティクルの軌跡を表示します。
○ファンネル
ファンネルを飛ばします。
○メッシュ
パーティクルをラインで結びメッシュにします。
○立体物
立体パーティクルです。各種立体図形、方法によってはMMDモデルも出力可です。

○ガラス化

○音
音に合わせてパーティクルの頻度と速度を変化させます。○さらに応用的なもの
他により応用性のあるものとして、「@ユーザーカスタムオブジェクト」や「@他作アニメーション効果オプション」があったりもします。
※画像は、nicotalk&キャラ素材配布所様から「もぐミク」(モグヤ様)等をお借りしています。
◇履歴
[2015/01/28] ver2.5で作成
[2015/07/17] ver3.5に更新