MMDモーション研究所
モーショントレースにおける「表示枠」と「指モーション」について
2013-09-29 04:26:05さて今回はモデルの表示枠について。
トレースに使いたいモデルを改造する上で準標準ボーンを追加した後、表示枠の整理は大事な作業です。
必要なボーンを整理するだけで作業効率がぐっとあがります。
PMDEで表示枠を並べ替えるだけですので、慣れてしまえば数分で終わる作業です。
主はこんな感じに整理してます。
「センター」と「IK」は近くに。
「体(上)」「体(下)」はまとめて「体」に、ボーン位置と同じ様に頭から下半身へ並べ替え。
「腕」と「指」は左右でそれぞれグループ分け。
トレースに使わないボーンは全て「その他」へ。
グループ選択をして初期化など、グループ化することにより、操作が効率化できます。
ボーン操作の選択(ショートカットキー[C])を使わず、フレーム操作窓からボーン選択する人には、とても有効です。
トレース順やトレース方法、操作方法によって変わりますので、自分の使い易い順番に並べてみてください。
そしてこのグループ化で効果を発揮できるのが、左右でグループ分けをした指ボーンです。
指はボーン数が多くとても扱い難いボーンです。
主の場合、指モーションの8割くらいは自作のポーズデータから使ってますので、指ボーンはあまり操作しません。
自作のポーズデータは全て両手のポーズデータで保存しています。
両手のポーズ読み込み → 右手(又は左手)のグループを選択 →「Enter(フレーム登録)」
これで片手だけの指が登録できます。
主に使うポーズデータは約20種類くらいです。
・大きく開いたパー ~ 指間を閉じたパー
・軽い握り ~ 深い握り
・指間を閉じて反り
・手を「く」の字
等々
ポーズデータが無いものは組み合わせて使ったりします。
例えば、1F目で「大きく開いたパー」、10F目で「深い握り」読み込み登録。
3F目あたりで「軽く指の曲ったパー」を作ることもできます。
よく使うポーズなど、気になったら保存しておくと良いかもしれません。
Tips
ポーズデータの保存は、選択中のボーンデータが保存されます。
登録キーの選択では保存できませんのでご注意を。
それでは良いMMDライフを ノシ