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日韓問題(初心者向け)

韓国人の易地思之論法

2021-09-09 01:03:43

さて、本日は過去何度か言及したことのある易地思之に関係した内容を扱っていきます。

関連記事
戦後70年談話と韓国人の易地思之という概念
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https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar853198


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2021年10月からは以下のはてなブログへお引越しします。
日韓問題(初心者向け)
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初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由
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https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar892003


注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください


韓国関連ではメディアなどで、韓国への譲歩を促す記事が見られ「法的な原則よりも韓国人の感情をまず考えるべき」といった論調で、日本の論理を韓国に押し付けるのをやめよという意見が度々出てくる。


この内容自体はいうまでもなく国際常識から逸脱した意見であり、当然受け入れることはできないが、こうした強引な譲歩論が出てくる背景には、韓国社会において日常的に理屈よりも感情が勝る主張が数多くされており、この慣習が根底にあり、それをそのまま伝えているだけであることがわかる。


そしてこの韓国側の慣習とは、どんなに自身に非があってもそれを認めず、「自分はこんなに〇〇なのだから受け入れてほしい」という、いわゆる「易地思之」論法で情に訴える手法であるうえに、受け入れてそれで解決するのではなく、受け入れると問題がよりエスカレートしていくという結果を招く場合が多い。


※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブやウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。

1:韓国擁護者の定番論調


まずはこちらの記事から

韓国人と日本人は“こんなに違う”けど“こんなに似た者同士”だった
Business Jurnal 2020.02.10
https://biz-journal.jp/2020/02/post_140055.html

 昨年12月、安倍晋三首相と文在寅大統領による日韓首脳会談が1年3カ月ぶりに開かれたが、元徴用工や従軍慰安婦をめぐる問題は、いまだ解決の道筋が見えていない。一方で、民間では反日と嫌韓を超えて活発な交流が行われており、昨年9月には11回目を数えた「日韓交流おまつり」が開催された。

 その日韓交流おまつり事務局長を務める権鎔大(ゴン・ヨンデ)氏は『あなたは本当に「韓国」を知ってる!?』(駿河台出版社)の著者で、日韓双方の事情に詳しい人物だ。長引く日韓対立や韓国社会の実情について、権氏に話を聞いた。

日本の「割る」文化と韓国の「混ぜる」文化

――『あなたは本当に「韓国」を知ってる!?』では、韓国人と日本人の違いが詳細に描かれています。

権鎔大氏(以下、権) 韓国人と日本人は一見すごく似ています。そのため、自分の感覚で相手に接しますが、期待する対応が返ってこないと不信感を抱き、失望してしまいます。まずは、双方の違う点について理解し合うことが重要です。

 たとえば、韓流ドラマは日本よりも情緒的で家族的です。そこが日本社会に受け入れられ、韓流ブームを生み出しました。しかし、言い換えれば韓国人は情に流されやすいという性質があるわけです。

 また、日本は湿気が多い国なので人々はより清潔に努め、それが「割る」ことにつながります。「割る」=「正確」に物事を対処する習慣ができたといえます。消費税を8%、10%に分け、本体価格と税を分けて表示するのも「割る」文化です。

 韓国の場合、消費税は10%一律で本体価格に含まれています。これは、韓国が「混ぜる」文化だからです。「ビビンバ」のように、混ぜると個々の味はわかりませんが、それぞれに混じり合い化学反応が起き、集中力が高まります。

 その例がスポーツに表れています。野球、マラソン、フィギュアスケートにしても、その競技人口は日本が圧倒的です。高校野球部数は日本が韓国の約100倍、駅伝は韓国にはありません。それでも、オリンピックなどの国際大会で韓国が日本と互角に闘っているのは、割らずに「混ぜる」ことによる集中力があるからだと思われます。

――アシアナ航空では日本地域本部長・中国本部長を務め、日本人、韓国人、中国人の社員たちと一緒に働いた経験もありますね。

権 日本人は手堅く指示通りに働く一方で、韓国人は指示通りではないですが、いざというときに集中力を高めて実行する能力が高い。そのあたりでも、感覚のずれがあることは否めません。

 昨今の元徴用工や慰安婦問題に対して、日本人は「韓国は約束を守らない」と指摘し、韓国人は「日本はあまりにも情がなさすぎるのではないか」と、議論は平行線をたどっています。お互いの主張を押し付けあっているから、うまくいかないのかもしれません。お互いの違いを理解することから始めるのが肝要であり、今の対立は、日韓がより親しくなるチャンスになる可能性も秘めているのです。

https://biz-journal.jp/2020/02/post_140055_2.html

検事、記者、税務署員の誰が食事代を払ったか?

――日韓対立を鎮めるために、日本からはどのようなアプローチをすればいいのでしょうか。

権 安倍政権は「国際法では解決済み」の一本槍で、韓国人の心情をくんでいるとはいえません。元徴用工や慰安婦の問題を本気で解決するのであれば、それらの人々の気持ちをくんだ対応を取ることが大事です。そうすれば、韓国側も「我々の心情をわかってくれた」と軟化するかもしれません。

 私は、「韓国人の心情や立場は理解できるが、国際法上の約束を破るのは恥ずかしいことだから、韓国側で解決しなさい」と伝えています。いくら主張しても、日本とは論理が異なるわけですから。韓国人の研究者らが執筆した『反日種族主義 日韓危機の根源』は韓国でベストセラーになり、日本でも発売されています。一昔前の韓国では考えられない現象ですが、韓国も成熟した社会に変わりつつあるということです。

――昨年、韓国では曺国前法相のスキャンダルが文政権を揺るがしました。結局、曺法相は辞任し、文大統領の検察改革は失敗したとの見方が広がっています。

権 これは、韓国の権力構造が大きくかかわってくる話です。韓国で流行したなぞなぞがあります。検事、新聞記者、税務署員の3人がレストランで食事をした後、誰が食事代を払ったか? というものです。検事は法の番人で、新聞記者は権力の濫用を監視する役割で、税務署員は脱税に目を光らせている……日本であれば割り勘になるのでしょうが、実はレストランの主人が払ったというのが答えです。

 この3者に恩を売っておけば何かのときにお目こぼしがあるので、先行投資をしたというわけです。これは、3者がそれぞれ権力を持ち、プライドが高いことを皮肉った小話です。

 実際、韓国人はすごくしたたかな面があり、絶対的な権力者に対しては従う一方で、不義があればひっくり返すこともします。それは、曺前法相の件や朴槿恵前大統領の失脚を見れば明らかです。韓国では憲法の上に「国民情緒法」と「ゴネ得法」の2つの概念があるといわれます。前者は国民世論によって政治や司法の判断が揺れることで、後者は法的には無理でもゴネればなんとかなるという意味です。

――韓国人は日本人よりも政治への関心が高いですね。

権 韓国ではタクシー運転手が影のオピニオンリーダーといわれていて、実際に彼らを抱き込むような政党もあります。また、最近の韓国で流行している言葉に「うちの女房は政治評論家になったよ」というものがありますが、朴前大統領を失脚させた「ろうそく革命」も女性たちの怒りが出発点でした。保守もリベラルも、デモの先頭には乳母車を転がす女性たちがいることが多いです。韓国の女性たちは美容院で政治談義に花を咲かせていることも多く、時に政権を揺るがすほどの力を持っています。

https://biz-journal.jp/2020/02/post_140055_3.html

韓国女性が巻き起こす「スカートの風」とは

――日韓のカップルについてはいかがでしょうか。統計上は、日本人の男性と韓国人の女性で夫婦になるケースが多いようです。

権 その場合、主導権は妻側にあるでしょうね。朝鮮王朝時代に女性は7つの足かせをつけられたとされており、そのひとつが嫉妬です。それほど、韓国の女性は独占欲が強いのです。

 また、以前の韓国は激しいインフレで住宅価格が高騰していたのですが、お金を銀行に預けるより住宅投資に回す女性も多くいました。夫の給料をシードマネーにして、土地転がしならぬ家転がしで財産を生んでいたのです。そうした動きは「スカートの風」と呼ばれました。スカートを穿いた韓国の女性たち5人くらいがアパートの前で家転がしの相談をすれば、それが大きな旋風を生むという意味です。今はそれほどの影響力はありませんが、いまだスカートの風は韓国に内在しています。

類似記事
(社説)「慰安婦」30年 被害者の救済が原点だ 朝日新聞 2021年9月8日



少々長い記事ですが、書かれている事は至ってシンプルで、「韓国の心情を理解して接すれば、韓国人は「我々の心情をわかってくれた」と軟化し見返りを出してくれるかもしれない」というものです。


そしてこの「韓国の心情」とは何か、記事では、「韓国人の心情や立場は理解できるが、国際法上の約束を破るのは恥ずかしいことだから、韓国側で解決しなさい」と伝えればいいかのように書かれていますが、この心情の実態とは以前から書いている「理気二元論に基付く正しさ」の事で、以下の記事にあるように


【グローバルアイ】約束を守る国・日本、正義が重要な国・韓国 ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.04 06:59


「その時は合っていて、今は間違っていること」つまり「その場ではそれが正しいと感じて同意しても、あとから不満が見つかれば覆してもよい」という考え方であり、最初の記事にあるような方法で韓国に接しても、後にそれが不都合になれば彼らはそれすら覆してしまうため、結局意味がないのです。


そしてこちらの記事にあるように


(※1)
[注目!この人] 澤田克己毎日新聞ソウル支局長「日本は約束、韓国は正義を重視」 京郷新聞(韓国語) 2015.04.07


彼らは約束よりも「何が正義で道徳的に正しいか」を判断材料としていると書いていますが、結局それは「その時の感情的利益」で判断しているにすぎず、結果どんな対応をしてもその後彼らが「それは不都合だ」と感じれば覆されるリスクを伴うという事です。


つまり韓国との融和を訴える人の論調は「韓国を理解すれば解決する」と誘導しながら、単に「韓国人のその時の感情を満足させろ」と言っているに過ぎないというわけです。


2:韓国では日常


そして重要なのは、韓国ではこうした態度を成り立たせる手法として、「なんとなく理由っぽく見える手法」とでも呼ぶべき、よくよく読めば全く関係なかったり、あからさまにダブルスタンダードであったり、あるいは矛盾だらけであったりする「言い訳」を「こちらの気持ちもわかってほしい」という理屈でごり押しする手法、一種の「易地思之論法」とも呼ばれる手法が使われています。


例えばこの事例


韓国検察・警察は実態把握できず…故・朴元淳前ソウル市長の遺族「死者に対する名誉毀損で告訴する」 朝鮮日報 2021/08/05


秘書へのセクハラを告発され自殺した朴元淳前ソウル市長の事例の場合、なぜか警察が捜査を嫌疑なしとして中断してしまい、証拠となる携帯を遺族に返してしまったうえに、遺族や支持者達は「被害女性による一方的な主張を受け入れた」といってセクハラの事実自体を受け入れていません。


更には警察に替わり事実関係を調査した人権委に対して、「人権委は被害者女性の主張だけを一部受け入れ、朴元市長が性的な不正行為を行ったと断定し、遺族をはじめとする多くの人たちを驚愕(きょうがく)させた」といって逆に訴えるという事態になっています。


またこちらの事例では


「就業」とは何か…無報酬、非常勤、未登記のサムスン電子副会長が呼び起こす問い ハンギョレ新聞 2021-08-21
サムスン電子副会長「就業制限」ジレンマをどうするか ハンギョレ新聞 2021-08-28


最近仮釈放されたサムスンの李在鎔副会長に関して、韓国の法律では特定経済犯罪法で収監され仮釈放された人物は、犯罪にかかわった会社に5年間就業してはいけないとなっているわけですが、李在鎔副会長は「無報酬」という理屈で事実上サムスンの経営に関わっており、政府もそれを問題なしとしてしまっています。


さらにこちらの事例では


韓国国土研究院「ソウルの住宅価格上昇はメディアのため」報告書 ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.02 07:46


韓国政府の不動産政策が失敗し、ソウルの住宅価格が上昇しバブル状態になると、「ソウル江南(カンナム)のマンション価格が上がったのはメディアの報道の影響が大きい」と言いだし、その理由を「2017年以降のソウルでは最高価格更新とこれを扱ったメディアの報道が増え、価格上昇を予想する人の比率も増えた」としています。


実態は、政府が問題を解決しようと2戸以上住宅を持つ場合の税金を引き上げる等の規制を連発した結果、記事にもあるように「価値ある一戸」に資金が集中したからです。


このように韓国では、実際には「理由にすらなっていない理屈」で問題を解決したことにしたり、あるいは解決しようとする事例が多く、それを「こちらの気持ちを理解しろ」といってごり押す事例が非常に多い事がわかります。


日本に対して行っていることもこれと全く同じです。
「韓国に譲歩しろ」と言っている人々は、こうした韓国の社会的背景を意図的に無視しているのです。


彼らにとって「理由」などなんでもいいのです。
とにかくそれっぽい事を並べ立て、「こちらの気持ちを理解しろ」とごり押す、易地思之論法をしているだけなのです。

3:対日本でも同じ


そしてこうした論法は、何も日韓の政府間だけでなく民間でも頻繁に起きています。


例えばこの事例


日本が開発したが…韓国産シャインマスカットが中国・ベトナムで人気 ⓒ 中央日報日本語版2021.05.28 10:30


一連のシャインマスカットの無断栽培問題なのですが、韓国側は日本からの批判に対して「韓国で商標登録をしていなかった」と主張しています。
それはその通りではありますが、韓国は約束より「何が正義で道徳的に正しいか」を判断材料としている」と言っているにも関わらず、自分に都合の良いときはこれなのです。


しかもブドウの長期保存技術は独自だから「独自のものだ」とも書いており、これが無断栽培をしてもいい理由ともとれる書き方になっており「昨年のブドウ輸出額が3100万ドルで過去最高になった」と誇っています。


またこちらの事例では


【独自】日本の高級ブドウなぜ“韓国産”? 無断栽培か 直撃に「大目に見て」 FNN PRIME 2021年8月9日


同じブドウの無断栽培の事例で、高級品種のルビーロマンを韓国で栽培している業者にフジテレビが取材したところ、「手順を踏んで手に入れたものではない。日本側から見れば盗み出したと考えるが、先進国の立場で大目に見てほしい」と言いだした挙句、苗木を売った業者に取材すると「世界的に見れば小さい話だ。すべて中国から輸入している。文句を言うなら中国に言え」と責任転嫁しています。


どれも「易地思之論法」の事例です。


またこちらは少し古い事例ですが


偽EVISUジーンズ?韓国で大量販売 TBS 2008年11月25日


2008年当時日本で人気のあった大阪のEVISUジーンズに関して、韓国発のコピー品が出回っており、販売元にTBSが取材に行くと、コピー品の商標権を持つという人物が「カモメのデザインは山の形のようなデザインですよね。あれは韓国の山の形を見て、偶然似たものができてしまいました」と言いだしオリジナルを主張します。


更には「このえびす様の顔のデザインは、『ジンロ』という韓国の焼酎の瓶に以前描かれていたデザインととても良く似ているんですよ。だから私は日本のエヴィスがコピーしたんじゃないかと逆に聞きたいです」と責任転嫁しだしたという事例です。


これも典型的な易地思之論法です。


また他にも、これはつい最近の事例なのですが


韓国・丸亀製麺“コピー店”さらに店名変更 メニュー流用は是正も製法はコピー 撤退時の課題も 日テレNEWS24 2021年9月7日


丸亀製麺が韓国での事業を撤退すると、撤退した施設で丸亀製麺とは全く無関係の人物が「丸亀製麺とそっくりの店舗」をひらき、あたかも丸亀製麺から事業を引き継いだかのような経営を始めたという事例です。


この件、8月にも日テレが取材をしており、その後丸亀製麺からクレームも入り、店側は店名を修正しメニューや皿のデザインを変えたそうですが、丸亀製麺のスタッフだった人物が丸亀製麺のマニュアル通りに働き、調理器具等も丸亀製麺のままだったそうです。


更にその件をこの店のオーナーに問い合わせると、「この店は、丸亀製麺とはまったく違うものだ。私が日本に旅行したとき見てやったもので、同じだと言われて、私も今、相当に被害を受けている」と言い訳していました。


こうした事例からもわかるように、彼らは問題を批判されるととにかく何でもいいので「理由っぽいもの」を答え、「こちらの気持ちを理解すべき」という、「易地思之論法」を行ってきます。


そしてそれに断固とした態度を取らないと、最後の方で紹介したブドウや丸亀製麺の事例のように、それを既成事実化して問題をさらに悪化させるという事態になっています。


つまり、最初の記事にあるように「韓国側の言い分(易地思之論法)」を聞いて譲歩したり妥協したりしてしまうと、韓国側は一切譲歩も妥協もせず、問題が解決するどころか余計に悪化しこちらが損害を受け続けるという事態になるわけです。


だからこそ、韓国に対して日本人同士で行うような安易な妥協や「お互い様」など、「こちらが引けば相手も引いてくれる」という考えで接してはいけないわけです。


今回書いたように、日本で「韓国の気持ちを汲んで妥協すべき」と主張する人々は日本に結構な数がいますが、そういった人は韓国に限らず国や民族による「価値観の違い」という概念自体が理解できていないか、或いは「知っていて隠している」かのどちらかです。


ちなみに、「妥協論」を主張する人々の中で、韓国への長期滞在経験のある人物は高確率で後者の場合が多いです。



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(※1)
[注目!この人] 澤田克己毎日新聞ソウル支局長「日本は約束、韓国は正義を重視」
京郷新聞(韓国語) 2015.04.07
http://weekly.khan.co.kr/khnm.html?mode=viewamp;artid=201503311358201amp;code=115

▲澤田克己、日本毎日新聞ソウル支局長は1999~2004年、2011~2015年など合計9年4カ月間ソウル特派員を務めた。大学時代、米国のバックパック旅行を計画しお金が足りずに韓国に来たのが縁になった。

「韓国の人々は心が暖かく素朴だが、論争では絶対退かない。個人の間でも政党でも同じだ。日本との問題でも違わない。‘関係者が問題解決’とか‘相手の立場で考えること’を自分ではなく相手方に向かって言うのを韓国で初めて見た。」

10年間のソウル特派員生活を終え4月、東京に帰る毎日新聞、澤田克己ソウル支局長(48)は韓国で感じた韓国の人々に対する印象をこのように話した。1999年から2004年までソウル特派員を経験し、2011年からソウル支局長になったので韓国通と見ることができる。

韓国人の感情に基づいて韓日問題を解説するコラムで有名な彼は最近lt;韓国「反日」の真相gt;という本を日本で出した。澤田支局長は「韓国人には正しさを追求しようとする感情がある。これを中心に韓国人と韓国について説明した本」といった。

‘正しさ’を説明する代表的事件が2012年の三菱重工業と新日本製鉄に対する植民地期強制徴用被害賠償判決をした韓国大法院判決だ。これについて日本では1965年の韓日協定と消滅時効を無視した‘反日判決’という解説が相次いだ。中国よりも予測不可能な国という非難もあった。

慶応大学法学部出身の澤田特派員は翌年、韓国人の法意識に関し取材して連載した。‘韓国は1カ月に何件ずつ違憲だと宣告して法律をなくす国だ。日本は約束を守ることを大切にするが、韓国は何が正義で道徳的に正しいかを考える。’澤田支局長は「韓国と日本の葛藤の底辺には司法に対する認識の差がある。だからその問題を究明してみたかった。ソウルで書いた記事の中でも最も記憶に残っている」とした。

澤田特派員は1988年、大学生の時、韓国語を習おうと初めてソウルにきた。三回目のソウル生活を通じて感じたことは韓国は先進的であることを即座に受け入れるということ。「この頃、日本の教授たちが政府に新しい制度を要求する時、韓国を例にあげる。スウェーデンやノルウェーをあげても別に効果はないが、韓国を例にあげれば官僚らが動くという。」

最近、日本で生じている韓国に対する多様な世論は存在感の証拠といった。「1960年代初期に日本新聞のソウル特派員が初めてきた。韓国の官僚の大部分が日本語をしゃべり、韓国語ができなくても問題なかった。第二世代ソウル特派員は韓国語を習って1980年代に来た人々だ。しかし、取材分野は戦後賠償のような日本の社会問題の延長だった。韓国をちゃんとした外国として取材したのが2000年に入ってからで、その頃私もきた。」

韓・日関係回復方法は両国が違いを認めるところから出発すべきだというのが彼の考えだ。「韓国と日本は夫婦ではない。だから死ぬほど戦う必要はない。近くの友人と考えよう。親しい友人として良い関係を維持しよう。そのように考えれば韓・日関係も解くことができる。」

澤田特派員は黒田勝弘、産経新聞元ソウル支局長の次にソウルが長い日本のジャーナリストに属する。毎日でソウル特派員を3回した人はいないという。「先例が作れば良いのでないか。韓国の人々のように。(笑い)韓国にまた戻ってより良い記事を書きたい。」




投稿者:

大口歩也

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