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トンコウのゴミ箱

MMDチップスその1 捩りボーンの治し方

2013-04-08 21:11:48

MMDモデルに搭載されてる捩りボーンにはいつもお世話になっています。
もう捩りボーンがないとモーション作りにくくて仕方がないのです。
でも、時々捩りボーンが搭載されているのに、下図のように使えないモデルがあります。


イタタタタ・・・
これはPMDモデルをPMXに変換するときに起きる現象のようで、この状態で配布されたモデルが希によくあります。
モデラーさんに連絡して直してもらうというのも手ですが、連絡先が判らない、直接連絡するのが怖い、自分で治したい!という方のために、以前私がモデラーさんから聞いた治し方をここに書いておきます。

治すにはPMDエディタ(以下PMDE)もしくはPMXエディタ(以下PMXE)が必要です。
エディタのインストールに関してはここでは割愛しますので、VPVPwiki等で手順を探してインストールして下さい。

lt;そもそもこの現象の原因は?gt;
この問題が発生する原因は下図赤枠「軸制限」の3つの数字がずれているためです。
下図の場合右腕捩を選択しているので、右腕を軸とした回転の軸制限をかけなければならないのですが、この数字が右腕の軸とずれているため変な方向に曲がってしまいます。


この数字を右腕の軸と同じにすればいいのですが、どんな数字を入れればいいか素人目には判りません。しかしPMDEやPMXEでは簡単に修正ができますので、その手順を紹介します。

今回は右腕捩ボーンの修正方法を記載しますので、右手捩、左腕捩、左手捩は同じ要領で行って下さい。
手順1)PMDE(orPMXE)にモデルを読み込み、ボーンのタブを選択する。



手順2)表示先のボーンを選択する。


手順3)右側の「lt;lt;」をクリックする。すると自動で右ひじのボーンが選択されます。
選択されない場合は左から右ひじの番号を打ち込めばOK

※補足)右手捩の場合は右手首になります。(もしくは入力します)

手順4)軸制限の右側の「>」をクリック。そうすると、自動で3つの数字が変わります。

※補足)この場合は右腕捩ボーンを原点として右ひじボーンの座標が入力されています。
無いとは思いますが、元々のモデルの捩りボーン位置が大幅にずれている場合は捩りボーンの位置修正が必要になります。

手順5)表示先を「相対」に戻します。これをしないと捩りボーンから「>」が出てしまいます。気にならない方は手順5は飛ばしても良いです。


手順6)モデルを別名で保存。これ基本にして絶対。必ず別名保存してください。大事なことなので(ry

以上で修正されてると思います。
やってみると結構簡単ですので、皆さんもぜひやってみて下さい。


やったね!
投稿者:

トンコウ

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