汁を染みこませるんだ! ~落書きメモ~
星の子ポロンを発掘しよう13 ~ガンとゴン未判明サブタイなど~
2017-03-20 23:30:00どうも、俺含め複数人による新調査があったため、今の内にまとめておきます。
あ、関係ないですが、ポロン上映会in名古屋お疲れ様でした。

▲すげえロゴだぁ…(ケフィアさん制作)
実は僕もお忍びで行ってました、ポロン上映会。
滅茶苦茶楽しかったですね、燃え尽きました。というわけで俺も、星の子ポロン上映会に着いたぜ。会場広いし、人も多くてリッチ。ポロンいつの間にこんな人気コンテンツになってたんだな。 pic.twitter.com/SnyZvKnljt
— koichil (@koichil) 2017年3月19日
…茶番は置いといて本題に入ります。
~ガンとゴンの新サブタイ判明!~
『星の子ポロン』の姉妹作『ガンとゴン』の映像が2016年末に発掘公開されるより遥か前、ソイカラさんの調査がきっかけで『ガンとゴン』約100話分のサブタイトルがなんと判明いたしました。
その詳しくの流れは、その時に書き上げた星の子ポロンを発掘しよう08 ~上映会やらガンゴンやらポロン原作やら~をご参照下さい(リンクになってます)
そしてこの調査で、5分番組でもサブタイトルが新聞のテレビ番組表に載っている事がわかったため、他にも探せば、『ガンとゴン』や『星の子ポロン』のサブタイトルが載ってるんじゃね?という推測があったため、ポロン関連調査の超貢献者であるましおさんが図書館へ調査しに行っておりました。
以下ツイート掲載(手抜き)(ましおさんありがとう)
…というわけでこちらも情報解禁していきます。以下のツイートで既にお気づきの方もいたかもしれませんが、金曜日に国会図書館でポロン調査をしてました。https://t.co/yzTw6u09hI
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
今回調べたのは、山形県のゼンツー本放送と前から目撃証言のあった77年頃のガンとゴンの新聞調査です。調査には山形新聞を用いました
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
一応何故、山形県での放送調査をしようとしたか書いておくと、以前見かけたこのツイートに添付されてる山形新聞のラテ欄に山形放送のみ5分番組のサブタイトルやスポンサーの記述があったからです。なので時報アニメもあわよくば…?https://t.co/RvixN7f2qQ
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
まず調査したのは69年の全国ネット疑惑があるゼンツーです。山形新聞10~1月を確認してみましたが、残念ながら山形放送ではドラマ「安ベエの海」が放送されていました。ケフィアさんのときと同じパターンですね。
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
続いて77年のガンとゴンの調査です。76年12月、77年4・9月・10月と調べていって、10月3日16:55~にてガンとゴンの表記を確認できました。しかしこの頃、山形新聞では局の掲載が増え、77年4月頃の時点ではスポンサーや5分番組のサブタイトルが掲載が無くなっていました。
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
少しガッカリしながら調べていると、10月6日に"ガンとゴン「激突」"という表記をみつけました。なんと5分番組のサブタイトルについては前ほどではないにせよ、まだ掲載されてることがあったのです…!(※画像は11月1日のものです) pic.twitter.com/CH2YkRG9v7
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
なんと、全部ではないにしても、山形新聞にも『ガンとゴン』のサブタイトルが掲載されている事が判明!やったね!
しかし図書館の閉館時間が迫ったため、不完全な形に。
というわけで、俺が映画見に行くついでに残りを調べて参りました。この流れデジャヴだな!?
俺も閉館時間ギリギリでの調査になってしまったが、とりあえず今回必要な分の調査は終えたので、ましおさんが調べたデータと俺が調べたデータを統合したリストデータを貼るぜ!
このリストデータもましおさん制作!ありがとうございます!
『山形新聞』より山形放送での『ガンとゴン』



(前番組は確か…『おれは男だ!』)
黄文字がこの調査での新判明サブタイトルだ!『クレクレタコラ(1973)』が『ガンとゴン(1971?)』をパk…参考にしてたってマジ?
しかし、俺が調べた北国新聞も記載も怪しくなってきたな…打ち間違え?それとも俺の見間違え?
富山テレビでの放送とは違い、同じエピソードを流していた可能性は低そうだが、エピソードの放映順が相変わらずバラバラだ。これは一体どういう事だろう?
そしてリストの最後に注目していただきたい。なんと『ガンとゴン』の放送終了後に『星の子ポロン』が始まっているではないか。
このポロン、1978/3/20(月)~3/31(金)の期間だけ平日に放送されていた。
恐らく4月からの番組の変わり目より前に『ガンとゴン』が最終回を迎えてしまったため、残りの期間を同じ時報映画社の『星の子ポロン』で埋めたと考えられる。
(穴埋め枠の穴埋めってなんだよ…)
しかし残念ながら『星の子ポロン』のサブタイトルは載っていなかった…。前半パートと後半パートでエピソードその物が違う構成なので載せられなかったのだろうか、残念である。
ポロンも2本立て&サブタイトルが長い(例:信号機が皆、青になっちゃった!の巻など)ので厳しい気がしている…
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
ぶっちゃけ新判明のサブタイ、誤字や表記ゆれくさいのが多いんですが「泣くな忍者」と「泣くな大将」みたいな例もあるのでできれば新判明であってほしいですね…
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
というわけで新たに(毎回ではないにせよ)山形新聞にガンとゴンのサブタイトルが載っていることが判明しました!ごく僅かですが新判明のものもあります。koichilさんのポロマガにて近々詳細が公開されると思いますのでお楽しみに!(丸投げ)
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
ポロマガで詳細分かると思いますがポロンについては目撃証言がある辺り、他にももっと長い期間の放送がある気がします。また70年2月~77年までの間に再放送のゼンツーも存在しそうな気がしますがそれはまたの機会に…、(というか誰かやってくれてもいいんです代)
— ましお (@Mashi_Oh) 2017年3月19日
別件だが、前回の『ガンとゴン』サブタイトル調査の発端となったソイカラさんもまた調査に行ってくれたみたいだぞ!そして…
なんと、北陸テレビでの『ガンとゴン』の放送を新たに確認!しかも何故か一回分だけ!資料調査疲れた。
— ソイカラ (@gcjbd897) 2017年3月20日
結果は
1979/03/27/北國新聞/北陸テレビ/17:50/マンガ・ガンとゴン
のみ。前後月確認しても放送が無かったんで、たまたま尺埋めに流れたという見解。タイトルはない。 pic.twitter.com/5QSEDwpWnZ
たった一回の尺埋めにだけ使われる『ガンとゴン』(?)
放送局からの信頼は厚かったのだろうか…?
実はケフィアさんも『ガンとゴン』のサブタイトル調査に行ってた!
一体どこを調べたかというと、俺の調査の時は国立国会図書館に所蔵がなかった日の掲載サブタイトルだ!1972~1973年の富山テレビでの『ガンとゴン』ね。

まぁ詳しくはケフィアさんのブロマガ記事を参照だ!(投げ)
(http://ch.nicovideo.jp/kefialpha/blomaga/ar1223834)

~簡易まとめ~
- 『ガンとゴン』の後に少しだけ『星の子ポロン』が放送されていた事もあった
- 『ガンとゴン』が穴埋めで1回だけ流れた所もあった?(推測)
…『男の名はタコラ』と『ラーメン星からの脱出』のインパクトが凄まじいですね…。
あいつら宇宙進出してたんか…!?ていうか前からずっと思ってたけどラーメン星ってなんだよ!?!!??
というわけで今回は以上になります。
『星の子ポロン』要素薄いけど、なんか近い時期に複数人が『ガンとゴン』のサブタイトルを求めて調査をしていたのはおもしろい。
一応"全260本"って事になってる『ガンとゴン』だが、果たして全てのサブタイトルと正しい順番が判明する日は来るのだろうか…。いやそれよりも普通に全話発掘されて欲しいですね…。
いつも言ってる事だが、『星の子ポロン』と『ガンとゴン』の録画テープやフィルムを持っている有志求む!(切実)
今回も調査にご協力してくださった皆様、ありがとうございました!
~2017/03/21追記~
ポロン上映会in名古屋の様子http://ch.nicovideo.jp/kefialpha/blomaga/ar1230773
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