音浦とかいうミリマスPのブロマガ
アイドルマスターsideMのレッスンについての講座
2016-05-12 21:28:31※6月7日に行われたアップデート内容を反映しました。(2016/10/06)
ひっさびさのブロマガじゃーい!!!!
ニコニコ超会議でのDRAMATIC STARSとS.E.Mのステージ素晴らしかったですね!
僕はニコ生で見てましたが、よくよく考えればsideMのライブが映像媒体として残るのは、レッスン風景とCMを除けばこれが初めてなんですね。なんだか感慨深いです。
ちなみに、僕は舞浜アンフィシアター現地にてsideM1stライブの夜の部を見てきました。
この記事ではsideMのレッスンの仕様について、様々な数値を用いて解説します。要するに完全な新規向けではなく、ある程度操作がわかってきた人向けの記事です。まあ、レッスンだけならそれほど難しくはないのである程度操作を理解している前提でこの記事は書かれています。
で、そういう人の中には「レッスンしたいけどマニー足りねえ!」「効率悪すぎ!」という人がいらっしゃると思います。そういう人向けの記事です。
面倒くさい方はすぐ下のまとめ画像を見るかEndキーでまとめだけお読みください。僕自身書いてて途中でめんどくさくなりました。
始めようぜレッスンを!
よくわかる画像


二枚目だけでいいような気がしないでもない
細かい解説は下へ
基礎経験値
さて、sideMのレッスンにはカードのレアリティ、及びレッスン・素材カードの属性一致・不一致による基礎経験値というものが存在します。具体的なデータはこちらから引用しました。
……が! このデータは古いものです。
2014年の10月8日にレッスンの取得経験値がアップしたことがあるのですが、これは取得経験値がアップする前のデータなのです。
このアップデート以降レアリティごとの基礎経験値は一律2倍になっています。なので、それを反映したデータがこちらです。
レアリティ | 同属性 | 異属性 | メモ |
N | 300 | 240 | 特に無し |
N+ | 450 | 360 | N1.5枚分 |
R | 1500 | 1200 | N5枚分 |
R+ | 2250 | 1800 | R1.5枚分 |
EX-N(山村N) | 1200 | 同属性N4枚分 | |
EX-R(山村R) | 6000 | 山村N5枚分=同属性R4枚分 |
見ての通り、同属性ボーナスとして、異属性時の1.25倍の経験値が手にはいります。なお、山村をランスロットにくわせても同属性ボーナスはつきませんでした。なにがEXだ。
そして見て分かる通り、N+とR+はそれぞれN,Rの1.5枚分しかありません。チェンジするには同じカードが二枚必要なため、育成効率が悪くなります。
それでもマニー面では良いのでは? と思われるかもしれませんが、チェンジするにはチェンジ費用が必要です。
NをN+にチェンジするのに4000マニー、
RをR+にチェンジするのには20000マニーかかります。レベルをより高くするには必要なカード枚数も増えるため、その分だけチェンジ費用が比例して増えます。
なので、基本的にはN+とR+は育成素材にしないほうがいいです。
……表にSRとSR+が入ってない?
いいんです。育成に使うのがもったいないので。育成だけならRと山村だけで事足ります。
なお、これらの数値は頭に叩きこまなくても結構ですが後々参照していきますので、とりあえず頭の片隅くらいにこの表の存在を置いておいてください。
ちなみに、これからはベースカードと素材となるカードは(EX除く)同属性という前提で語っていきます。
取得経験値の計算方法と経験値表
基礎経験値を参照したところで、レッスンで得られる経験値についてお話します。そのうちの重要な要素の一つが、パーフェクトレッスンです。これは、レッスンに使ったカード毎にパーフェクトレッスンの判定が行われます。
これにより、素材となるカードがパーフェクトレッスンの恩恵を受けた場合、そのカードからの取得経験値は基礎経験値の1.5倍になります。
また、レッスンのエフェクトにパーフェクトレッスンと表示されない場合でも、パーフェクトレッスンによってカードの取得経験値が上昇している場合があります。
どのような条件で表示されるかは不明ですが、気にしなくてもいいです。
なお、育成・寸劇キャンペーン中は取得経験値が必ず2倍になります。パーフェクトレッスンと表示はされますが、2倍に1.5倍で計3倍に……ということではありません。
重要な要素の二つ目は、素材となるカードのレベル。
取得経験値は、素材となるカードの基礎経験値のLv倍されます。Lv10なら10倍の、Lv20なら20倍の経験値が取得できます。
この大切なポイントは、素材となるカードのレベルはレッスン費用とは直接関係がないことです。
レッスン費用は
(ベースカードのレベル+1)×100×(素材となるカードの枚数(最大10))という計算式によって算出されます。
例えばレベル1のカードを10枚のカードでレッスンする場合、
(1+1)×100×10=2000と、2000マニーが必要になります。
この時、素材となるカードが全てレベル10だったら、レベル1のカード100枚を素材にした場合と取得経験値が同じになります。
これだけで、いかに素材カードのレベルが重要かがわかるでしょう。
ちなみに、山村のN,Rはレベルを上げられません。山村ァ!
取得経験値を算出するための基本的な計算式は以下のとおりです。
(取得経験値)=(1枚目のカードの基礎経験値×レベル(ランダムで×1.5))+…+(n枚目のカードの基礎経験値×レベル(×ランダムで1.5))
わかりにくいかもしれませんが、カード毎の基礎経験値とレベル、パーフェクトレッスンの有無が関わってくるということだけ理解していただければ構いません。
さて、次に経験値表の話をしましょう。
これも先ほど基礎経験値のデータを引用したサイトから引っ張ってきました。元サイトではレベル40以上のデータがありませんが、補完しました。
レベル13以上からは、1レベル上がることに次LVに必要な経験値が100づつ上がっていくのと、全部記述すると長くなるので20以上からは10レベルずつ記述します。
LV | 次LVまで | 累計 |
1 | 100 | 0 |
2 | 200 | 100 |
3 | 300 | 300 |
4 | 450 | 600 |
5 | 600 | 1050 |
6 | 750 | 1650 |
7 | 900 | 2400 |
8 | 1050 | 3300 |
9 | 1200 | 4350 |
10 | 1400 | 5550 |
11 | 1600 | 6950 |
12 | 1800 | 8550 |
13 | 2000 | 10350 |
14 | 2100 | 12350 |
15 | 2200 | 14450 |
16 | 2300 | 16650 |
17 | 2400 | 18950 |
18 | 2500 | 21350 |
19 | 2600 | 23850 |
20 | 2700 | 26450 |
30 | 3700 | 57950 |
40 | 4700 | 99450 |
50 | 5700 | 150950 |
60 | 6700 | 212450 |
70 | 7700 | 283950 |
自分で検証したり調べてみたい方は、補完するなりしてみてください。
成長度と取得経験値
「これが経験値表です」と言われても、どういうふうに見ればいいかわからない……という方もいらっしゃるかもしれません。ぶっちゃけ覚える必要もないし、緻密な検証をしたい方だけが使えばいいものなので使う必要は全くありません。
が、念のためこの表の使い方の一例を説明しましょう。
カードのレベルの指定がない場合、カードのレベルは1として見てください。
まず、Nの基礎経験値は300です。
通常時にN1枚を使ってカードをレッスンした場合、ベースカードのレベルは3になります。このとき、パーフェクトレッスンが起こらなければ成長度は0%に、パーフェクトレッスンが起これば成長度は50%になります。
パーフェクトレッスンが発生した場合、N1枚の取得経験値は450になります。この時、レベル3になった時の累計経験値は300、レベル3からレベル4になるために必要な経験値は300。
すなわち、レベル3になって取得経験値が150余ることになります。
そのため次のレベルになるのに必要な経験値に対し、今の余った経験値が150のため、150/300,すなわち50%となります。
ちなみに2倍キャンペーン中ならレベル4の成長度が0%になります。
もう一例説明しましょう。
2倍キャンペーン時にNを10枚使ってカードをレッスンすると、レベル10になり成長度は32%になります。この32%という数値は見覚えがある方も多いのではないでしょうか?
取得経験値は6000。経験値表に照らし合わせると余った経験値は450。次のレベルに必要な経験値は1400です。つまり450/1400=0.3214...の切り捨ての32%です。
と、このように経験値表に取得経験値を照らしあわせていけば、レベルと成長度が計算できます。
誰かsideMのレベル計算アプリとか作ってくれないかな……
経験値とカード枚数と費用
さらにもう一歩踏み込みましょう。あるレベルに到達するために必要なカードの枚数は、そのカードの基礎経験値で累計必要経験値で割れば算出できます。
例えば、2倍キャンペーン時にレベル1のNのみでレベル20にするためには、累計経験値の26450を600で割り、小数点以下は切り上げます。すると44.083333...すなわち45枚のNが必要となります。
そして、この時に必要なマニーを計算するためには、1回のレッスンで何レベルまで上昇するかを考える必要があります。考えを簡単にするため、1回のレッスンで10枚20枚づつ素材にする(端数は最後に行う)と仮定します。
※6月7日のアップデートで20枚づつレッスンができるようになりました。
1回目:ベースカードのレベルは1。レッスン費用は4000マニー
2回目:ベースカードのレベルは13。レッスン費用は28000マニー
3回目、ベースカードのレベルは19のためレッスン費用は10000マニー(素材は5枚)
つまり、レッスン費用は42000マニーとなります。
素材のレベルを上げる場合、N+やR+を使う場合、当然その分のマニーも考慮する必要があります。
このような計算を繰り返し、2倍キャンペーン時と通常時(パーフェクトレッスンを考慮せず)に必要なカードと枚数と必要マニーをまとめた画像が以下になります。

※餌のレッスン費用はそれぞれの場合(2倍キャンペーン時の表では2倍キャンペーン時に、通常時の表では通常時)にレッスンしたと想定しています。
要点をまとめると、通常時・2倍キャンペーン時のどちらでも、山村R1枚でレベル13にしたRを素材にすると、最もマニー消費が少なく済みます。
ただ、餌とマニーが大量にあればこんなこと考えなくてもいいです。
マニー効率のみを追求したメソッド
基本的にレッスンでは一気に素材を使用する場合のみを考えましたが、それでも「マニーが足りぬ!!!」
とお怒りお嘆きのプロデューサー諸君も多いことでしょう。
そこで、マニー効率のみに焦点を当てて解説します。手間や時間は完全に度外視です。
さて、マニー効率のみを追求する場合、1枚づつレッスンを行います。このときレッスンした素材でレッスンし、そのレッスンした素材でレッスンして……という行為を繰り返します。
ここでは2倍キャンペーン中にレッスンをするものとします。
例えば、レベル1のN(カードA)を素材にしてレベル1のN(カードB)をレッスンすると、レベル4のN(カードB)ができます。このカードBを素材にすれば、レベル1のNを4枚素材にするより400マニー安く、同じ効果のレッスンが行えます。
次に、カードBを素材にしてレベル1のN(カードC)をレッスンすると、レベル7のN(カードC)ができます。カードCを素材にすれば、レベル1のNを7枚素材にするより800マニー安く同じ効果のレッスンが可能です。
同様に、カードCを素材にしてレベル1のN(カードD)をレッスンするとレベル8のN(カードD)ができます。
カードDを素材にしてレベル1のN(カードE)をレッスンするとレベル9のN(カードE)ができます。カードD,カードEともに安くなるマニーはカードCと同じです。
そして、カードEを素材にしても、ベースカードはレベル10にはなりません。
ここで重要なのが、このレッスンしたカードで複数枚レッスンする場合です。
レベル1のNでレベルを40にする場合、404000マニーと166枚のNが必要です。
レベル1のNを18枚使ったレベル13のNでレベル40にする場合、49400マニーと247枚のNが必要です。
このメソッドでレベル9にしたN(カードE)でレベル40にする場合、19000マニーと95枚のNが必要です。
このように、同じレベルにする場合でも必要マニーと消費Nが全く異なります。
しかし、前述したとおり手間を度外視してます。
レベル1のNのみでレベル40にする場合、レッスン回数は9回です。
レベル1のNを18枚使ったレベル13のNでレベル40にする場合、レッスン回数は14回です。
このメソッドでNのみでレベル40にする場合、レッスン回数は77回です。
当然、レベルをマックスにしたいカードのレアリティが上がれば必要なレッスン回数も激増します。
いくら手間を度外視するとはいえ、限度があります。
そこで、NではなくRの場合で考えてみましょう。
レベル1のR(カードa)をベースに山村Rを素材にすると、レベル13のR(カードa)ができます。
カードaをレベル1のR(カードb)の素材にすると、レベル24のR(カードb)ができます。
カードbをレベル1のR(カードc)の素材にすると、レベル33のR(カードc)ができます。
カードcをレベル1のR(カードd)の素材にすると、レベル39のR(カードd)ができます。
カードcをレベル1のR(カードe)の素材にすると、レベル40のR(カードe)ができます。
これはレッスン5回、すなわち1000マニーでRをレベルMAXにできるのです。
上表のように、RをだけでRをレベルMAX(40)にするには47400マニーが必要です。レベル13のRを使っても1200マニーかかります。
つまり、マニー効率で言えば圧倒的にこのメソッドが得なのですこのメソッドを使うと少しお得になります。
このメソッドの最大の問題点は、とにかく手間がかかる点でしょう。
そこでこのメソッドを使ったときにR以上のカードを育成するときに、各レベル・レアリティごとに必要なカード枚数及びかかるマニー、消費カード枚数、レッスン回数を表にしたものを2倍キャンペーン時と通常時の両方で用意しました。

オレンジのマスがそれぞれのカードで最もマニーが少なくなる場合です。
ご覧の通り、Nは圧倒的に効率が悪いです。こんなことに使うくらいならNを移籍してマニーの足しにしたほうがよっぽどマシです。
そして見ての通り、マニー効率が良くなると言っても良くて2000~3000マニー程度しかよくならないです。
そのくらいなら普通にレッスンしたほうがマシですね。なんでこんなの紹介してるのかって?更新前は非常に役に立ってたからさ。
まとめ
というわけで、読んだ方も読まなかった方も飛ばした方もいらっしゃると思うので、手っ取り早くこれでレッスンすると良いよ! というレッスンの仕方とアドバイスを紹介します。必ずしもマニーが最小になるとかそういうのではありません。
アドバイス
N、山村Nは移籍でレッスン用マニーの足しにするRを素材にするなら山村Rでレベルを上げてから使う
通常時(パーフェクトレッスンは考慮しない)
- RをレベルMAXにするとき
山村R1でレベル10にしたRを7枚使用する(2800マニー)
- R+をレベルMAXにするとき
山村Rでレベル10にしたRを11枚使用する(4400マニー)
レベル1のRに山村Rを使用してレベル10のRにする
→レベル1のRにレベル10のRを使用してレベル15のRにする
→レベル15のRを7枚使用する(4200マニー)
- SRをレベルMAXにするとき
山村Rでレベル10にしたRを15枚使用する(6000マニー)
- SR+をレベルMAXにするとき
山村Rでレベル10にしたRを19枚使用する(7600マニー)
2倍キャンペーン中
- RをレベルMAXにするとき
山村Rを8枚と山村Nを2枚使用する(2000マニー)
山村Rでレベル13にしたRを3枚使用する(1200マニー)
レベル1のRにレベル1のRを使用してレベル7のRにする
→レベル1のRにレベル7のRを使用してレベル17のRにする
→レベル1のRにレベル17のRを使用してレベル28のRにする
→レベル1のRにレベル28のRを使用してレベル36のRにする
→レベル36のRを使用する(1000マニー)
- R+をレベルMAXにするとき
山村Rを12枚と山村Nを3枚使用する(3000マニー)
山村Rでレベル13にしたRを4枚使用する(1600マニー)
レベル1のRにレベル1のRを使用してレベル7のRにする
→レベル1のRにレベル7のRを使用してレベル17のRにする
→レベル1のRにレベル17のRを使用してレベル28のRにする
→レベル28のRを2枚使用する(1600マニー)
- SRをレベルMAXにするとき
山村Rでレベル13にしたRを6枚使用する(2400マニー)
レベル1のRに山村Rを使用してレベル13のRにする
→レベル1のRにレベル13のRを使用してレベル24のRにする
→レベル24のRを3枚使用する(1800マニー)
- SR+をレベルMAXにするとき
山村Rでレベル13にしたRを8枚使用する(3200マニー)
レベル1のRに山村Rを使用してレベル13のRにする
→レベル1のRにレベル13のRを使用してレベル24のRにする
→レベル24のRを4枚使用する(2400マニー)
2倍キャンペーン時にレッスンするといかにマニーが節約できるかよく分かりますね!
アップデートで20枚ずつレッスンできるようになったおかげで通常時でもかなりマニーを節約してレッスンができるようになったのは大きいですね!
以上です。細かい説明とか聞きたい人がいたらコメントなりで聞いてください。
あーめんどくさかった